おはようございます。
旅の疲れもそろそろ忘れかけ、本日から関西から名古屋方面への出張です。
天気予報通り晴れですが、湿度は割と高め。
衣替えもしたので、装いは秋。
新横浜新幹線プラットホームの待ち合わせ休憩所は、両扉が解放され冷房無し。
朝陽の当たる席に座ったものですから、秋の装いが暑くって〜
でも今新幹線に予定通り乗車して、Report 6 EMO2019 in HANNOVERを書いています。

美味しいドイツ風ランチをたっぷりご馳走になり、Haimerの高田さんにはしっかりお礼を述べてその場を立ち去りました。

次の目的地は、ROLLOMATICS 砥石自動交換システム搭載CNC6軸汎用工具研削盤メーカです。
実はこのメーカー凄いんです。
私が初めてこの機械を見たのが40歳手前の事。代々木八幡(通称地元では、八幡代々木って言う人が多い)のYKT株式会社。当時はまだ山本機械通商とか言っていた時代です。
創業以来90余年のこの会社、創業者は日本にドイツの機械を何とか紹介したいと言うことから、U-boat(Uボート(ドイツ語: U-Boot、英語: U-boat)は、ドイツ海軍の保有する潜水艦の総称)に乗せて、ドイツの機械を運んだと言う、私に言わせれば、日本の物作りの功労者の一人だと思っています。

私はその時以来ずっとこの会社と取引を開始して、彼らを通して世界の工作機械を知りました。

話が逸れましたが、その時初めて日本に紹介されたROLLOMATICS社のその加工は、日本人の誰もが目を奪う超硬の小径加工でした。
目の前で、鍼灸師が使う針の様な形状をあっと言う間に作っていくのです。
当時の営業課長が自慢げに話していました。「日本の工具メーカ全てがこれを買いますよ」って。。。

しかしながらもっと驚かせたのが、その当時のROLLOMATICS社の規模です。
従業員数三十余名。そしてさらに驚くことが、その当時で受注残三年です。

輸入商社の方を尊敬する根拠はここにあります。こんな凄い会社を、彼らは世界から見つけてくるんですから、本当に頭が下がります。

目の前にあるROLLOMATICS社のブースはハイセンスそのものです。
スマートファクトリーと言う、日本では大手以外夢物語の自動化システムがプレゼンされていました。
相変わらず日本ではIOTを提案すると、何だかんだとマイナス意見が多い。
しかしこれを見ると、やっぱり追いつくには、日本勢は兎に角真似するしかないという事かも知れません。

本日はここまで

どうやら富士山を身損ねた様です(T ^ T)